地下鉄谷町線四天王寺夕陽丘駅を降りて、四天王寺に向かう参道は、大阪市内?っと思ってしまうぐらいに田舎の雰囲気が漂っています。
大阪市の地下鉄に乗っていると、通勤の方や、学生の方、たくさんの人が電車を利用されていて、まさに都会の風景そのものです。
そんな地下鉄から、エレベータを上って四天王寺に向かうと、まっすぐ一本道の昔ながらの風景の参道が現れて、ここを通る人から、
「 なんか、えらい田舎に来た見たいやな~ 」と声が聞こえてきます。
都会にいながら田舎を感じられる場所です。
四天王寺夕陽丘駅から天王寺に向かう参道の左側に、お寺が建っていたり、昔からの民家が残っています。
参道と並行して大きな谷町筋の大きな道路が通っていますが、参道に建っている建物で遮られて車の音も気になりません。
そのため、参道は静かなのです。
四天王寺の中には、四天王寺高校、中学があり、参道の東側には五条小学校、保育園もあるので、朝には学生さんや小学生やらちっちゃい保育園児の通学路になっています。
参道の幅は、7~8メートルほどですが、車一方通行で、車が走る量も少ないです。
お昼頃になるとお日様の光もよく差し込み、ポカポカと心地よい感じになります。
ちょうどお昼時には、人通りも少なくなり田舎の雰囲気満載です。
参道には、昔からの小さな個人商店が並んでいますので、立ち寄ってみるのも面白いですよ。
毎月21日22日は、四天王寺で『お大師さん』の行事があり、たくさんのお店が出て、参拝客の人でいっぱいになります。
参道にも、普段の何倍もの人が来て、お祭りのような雰囲気になります。
お祭り好きの人には、21日がおすすめです。
ちょっとゆっくりとした時間を過ごしたいと思うときは、参道を散歩するのもいいと思いますヨ。。
都会に住んでいると、田舎の風景、のどかな風景、というものが思い出されることもなく、日々生活していませんか?
夏の暑い日の夕暮時の、少し時間がゆっくりと流れる頃、お寺参りをして立ちどまって見てはいかかでしょう。
四天王寺では、参道からお寺まで、提灯に明かりをともして皆さんをご案内してくれています。
昔からある風景、道の長さ間隔が、昔の時を教えてくれるようです。